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2004年08月

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さらば、五輪

五輪が終わった。無事終わった、というべきか、否か。

男子マラソンの襲撃劇は、実際には見てないが驚きだ。
ハンマー投げも、尿検査まで投げ出されてはかなわん。

まあ、概ね成功なのだろう。そういうことで。次は北京。

ところで、五輪と関連して、ちょっと思ったことがある。


会社で、「イラストレター」の話になったときのことだ。
上手に絵を書く人じゃなくて、アプリのほうね。
デザイン系に欠かせない、アレ。

会社の人間によると、どうも「ver.10」は、使い勝手が良くないらしい。
相性の問題もあるのだろうが、すぐフリーズすると。

で、話の風向きが、こう変わっていったのだった。

「そもそも、ちょこちょこヴァージョンアップするのは、どうよ」

「きっとアドビの戦略だべよ」

「アドビに限ったことでねぇ。ソフトやOSは、何でもそだべ」

「んだんだ」



そのとき、ふと、彼のことが頭に浮かんだのだ。




「セルゲイ・ブブカ」




今回の五輪に関して云うと、関係ないが、
まあ、それでも全然関連してないこともないだろう。

ひと昔前の陸上界で一世を風靡した、棒高跳び選手。

愛称は、超人でなく「鳥人」。
もはや、鳥人間なのだった。

そのブブカは、わざと、世界記録を少しずつ更新したと云われる。
そして思惑通り、数センチでも、記録更新の度に話題になったものだ。

数センチ。更新。数センチ。更新。数センチ。更新。




まさに、センチメンタルジャーニー。




そんな馬鹿なことが云いたいのではなかった。

ブブカもソフト会社も、似たような思考回路なのだと、ふと思ったのだ。

もう、いっそのこと、企業利益の為にリリースされる新製品は、



「ブブカ」



と、呼んではいかがだろうか。

折りしも、今日のニュースに、こんな記事があった。


『新ウィンドウズ、06年に発売』


いずれ、会社や学校で、こんな会話が繰り広げられるかもしれない。


「新しいウィンドウズ、どうよ」

「もう、思いっきりブブカだね」

「ああ、ブブカもいいとこだよ」



本当にブブカかどうかは、2006年を静かに待つとしとう。
2008年の北京を待つように。


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続々・五輪に首ったけ


残念無念の五輪野球なわけだが、一番の敗因は、
そのネーミングにあると、僕は思いたい。

サッカーに端を発したとおぼしき、悪しきネーミング風習が、
いつのまにか、野球にも伝播していたのである。

「長嶋ジャパン」

なんでも「ジャパン」をつけりゃあいいってもんじゃない。


「加茂ジャパン」
「岡田ジャパン」
「トルシエジャパン」
「ジーコジャパン」

サッカー日本代表が創り出したであろう、芸のない呼び名。
野球が、サッカーに流されては、駄目だ。

とは云うものの、今回は「長嶋」である必然性は、あった。

中畑がないがしろにされるのは、当然の成り行き。
ある意味「長嶋ジャパン」は、格好の呼び方だったとも云える。

しかし一方で、今回の五輪では、例外も出てきたのだ。
好意的な見方が大半のようだが、果たしてどうなのか。



「なでしこジャパン」




上田監督、ちょっと残念。
晴れ舞台だったのに「上田ジャパン」では、決してなかった。
本家のサッカーが変化球攻めとは、上田氏の心中やいかに。

例外が許されるのなら、勢いでこんなことも呟きたくなる。



「なでかたジャパン」


とても弱そうだ。



「よろしこジャパン」


キムタクが吠える。


まあ、これらは有り得ない話だ。
ふざけるのは、このくらいでよそう。

だが、これなら、万に一つの可能性はあるのではないか。







「ファンデンホーヘンバントジャパン」




ごめんなさい。
また、云いたくなっただけです。


そろそろ、オリンピックも潮時である。



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続・五輪に首ったけ

なにはともあれ、オリンピックだ。

あっというまに後半戦に入り、今週いっぱいで閉幕である。
相変わらず好調な日本だが、こうもメダルラッシュが続くと
どうしても気になることがあるのだ。

この事態に、彼女はどういう想いでいるのかという話だ。



菅井きん



彼女の名前は、この時期、一日中ひたすら連呼される。


「キンを目指し」、「キンに向かって」、「キンのために」、

アスリートは力の限りを尽くし、



「キンか?」「キンでしょうか?」「もうキンは間違いない!」

ときには、問いかけられ、確認され、



「やった、キンだー!」「ついに、キン!!」

ついには絶叫されるのだ。


やっぱり、菅井きんさんも、気分良いんでしょうねぇ。


さて。
菅井きんを引用したなら、もちろん、彼も忘れてはいけない。



前田吟



ただ、彼の場合はちょっとニュアンスが異なる。
基本的には讃えられるのだが、同時に哀愁も漂うのだ。


「嗚呼、惜しくも敗れて、ギン」「あと一歩のところだったんですが、ギン」
「納得いかない表情にも見えますが、ギン」「しかしながら、堂々のギン」


しかしながら、って。
慰められても、ねぇ。



まあ、そうは云っても四年に一度のことだ。
彼等は大ベテラン俳優、なんの心配もあるまい。
古くは、きんさんぎんさんも、そうだっだ。
なんの話だ。


とにかく、そういう見方をしていると、僕は想うことがあるのである。

日本選手団に「菅井」という名のアスリートが現れたとき、
日本人の誰もが、彼(彼女)に金メダルを期待するだろうことを。


そして。


日本選手団に「前田」という名のアスリートが現れても、
日本人は、彼(彼女)に金メダルまでは期待しないだろうことを。



「見た、昨日のオリンピック?前田、金とっちゃったよ」
「な。ギンでこその前田なのに。ちょっと、がっかり」



前田さんの、五輪における宿命かもしれない。


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高額のギターを引っ提げる

日々、オリンピックに沸いている。
特にスポーツ新聞などは、連日、メダルの大合唱だ。
しかし、スポーツ新聞にも、もちろん五輪以外の記事はある。

今日、目にした内容は、ある意味、どのメダルより衝撃的だった。

「俳優・京本政樹(45)が今日20日、2300万円相当という
高額のギターを引っ提げ、東京・青海のZepp Tokyoで
20年ぶりに本格的なライブを行う」



ふーん。

あの京本政樹が、20年ぶりにライブをするのだ。
ギター弾ける人だったってことも意外だが、それは置いとこう。

しかし、2300万円相当のギターって、なんだ。

久々の本格的なライブだから、気合も入ってるのだろう。
素晴らしいギターで、素晴らしい演奏を披露するのだろう。

そう思っていたら。


「ギターはダイヤモンドなど多数の宝石をちりばめた特注品で、」


どんなギターだ、それは。


楽器の性能と全く関係ないところで、気合が入っている。
明らかに、気合の入り方が間違った方向に向かっている。

そうは云っても、京本政樹だから、ねぇ。
仕方ないよ、ねぇ。

ここまでは、そんな風に読み流そうと思っていた。

しかし。

これに続く文章は、そういうわけにはいかなかった。


「ギターはダイヤモンドなど多数の宝石をちりばめた特注品で、





刀も収納できる。」



は?


『宝石をちりばめた、刀も収納できるギター』


もの凄いことになっている。
ちょっと、見てみたくなった。

しかも、その記事は、こう締めくくられていた。


「5月に発売したアルバム『苦悩~Peine~』の収録曲を歌い、
得意の立ち回りも披露するユニークなステージになる予定だ。」



観客は、思う存分、苦悩することができるに違いない。


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五輪に首ったけ


いやはや。オリンピックだ。

4年に一度しか観ることのない競技が満載の、五輪である。
さっそく、眠れない日々が続いている。

そんな中、出場選手の名前について、ふと思ったのだった。

ピーター・ファンデンホーヘンバント。


彼に対する実況は、どうなのだろう。
とにかく、フルネームの連呼だ。
100分の1秒を争う競技なのに、きちんと。

「ピーター・ファンデンホーヘンバント来た!」
「ピーター・ファンデンホーヘンバントかー?」
「ピーター・ファンデンホーヘンバントだー!」


わざわざフルネームなのは、実況者の力量自慢か。

イアン・ソープの場合は、単に「ソープ」である。

独身サラリーマンが、飲み会の帰りかなんかに、
「ちょっとオレ、最近アレだから、一軒寄ってくわ!」
くらいのノリだ。



一方で、卓球の福原愛の相手も、大変なことになっている。


ミャオ・ミャオ。


日本中が成長を見続けた愛ちゃんの、五輪初戦の相手だ。


猫かよ。

三村ツッコミをした者も、多かろう。


そして、昨日の相手である。世界ランキング12位らしい。


ガオ。


さすがに、迫力が増している。
3回戦ともなると、威勢が良い。

しかし、愛ちゃんは、難なく勝った。ストレートで。


次回、果たしてどんな敵が彼女の前に、立ちはだかるのか。


グガガガッギャオーン。


これくらいの名前でないと、張り合いが無いだろう。

女子卓球の4回戦、注目である。


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深夜に女が豚丼を食らう

深夜の、ある牛丼チェーン店での話だ。
牛丼を扱ってないのに牛丼チェーンというのも、なんだが。

店内には、数名の客と、二人の従業員。
ボイスリーダーの井上くんと、シフトリーダーの佐藤くんだ。
共にリーダーである二人の、強力ツートップ体制である。

井上くんが、カウンターをこまめに動き回り、
佐藤くんが、キッチンですばやく調理する。

まあ、そんなことは本当はどうでもいいのだ。
云うほどテキパキ動いてたわけでもないし。


ふいに、OLと思しき若い女が、やってきたのである。

そそくさと食券を購入すると、カウンターの角へ移動した。
深夜に、お持ち帰りだ。ミッドナイトテイクアウトレディである。
ひとり暮らしだろうか。これから遅い晩御飯でも食べるのだろう。


そんなふうに思っていた矢先、食券を手にした井上くんの口から、
予想外のオーダーが発せられたのだった。


「豚丼、大盛三丁!」


これを、どう理解すればいいのだろうか。
もちろん、牛じゃなくて豚、ということが問題なのではない。

まさかのトリプルオーダー。しかも、すべて大盛。
えらいことになってしまった。

そして、僕の思考回路は、急に目まぐるしく作動開始する。

オトコがいるのか?
オトコが二杯、彼女が一杯の割り当てか。

家族に頼まれた?
こんな夜遅くに、それはないだろう。

それとも兄弟の為?
食べ盛りの弟が3人、腹を空かせて待ってるのか。

友達と深夜の豚めしパーティー?
あり得ない。そんなパーティー、あるなら行ってみたい。


若い女だ。深夜だ。
なぜ、よりによって大盛を、三杯も注文するのか。

しかし、これ以上、詮索するのは野暮だと思った。
僕は、シンプルに、こう考えることにした。


『彼女は、とても大食い』

自宅に帰って、一杯づつ、綺麗に平らげていくのだ。
彼女は、おそらく、かなりいけるクチなのだ。


全然すっきりしないが、ひとつ、はっきりしたことがある。
問題を、うやむやなまま放棄するのは、至って簡単だということ。
それが、くだらなければくだらないほど、なおさらだ。

こうして、いくつもの問題が、おざなりなまま闇に葬られるのである。

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ボビーと握手(後編)

さて、ロッテの勝利後、懇親会場の応接間に移動した一行。

ボビーバレンタイン監督は、意外に早くやってきた。
できたてほやほやの勝利監督である。

まずは、順番に記念撮影&握手。


「コングラッチュレーション。ナイスゲーム」
「サンキュー」

これが、僕とボビーの会話の全記録である。
情けない。自分の英語力の乏しさには、憤りすら感じた。
それでも、ボビーの手は、太く、優しかった。
ちょっと湿っていて、そして力強かった。

お次は、ざっくばらんな質問タイム。
ボビーになにか聞きたい人、なんでもこの機会に聞いてよ。
そんな感じで、かなりアバウトに設定された時間だ。

最初、誰も発言しなかった。
そりゃそうだ。いきなり聞くことなんて、そうそうないよ。
そう思ってると、ある御仁が先陣を切った。
「私は、実は野球は詳しくないんでわからないんですが」
こう前置きした後で発せられた言葉に、僕は耳を疑った。


「ロッテ、いま何位でしたっけ?」

そんくらい、知っとけよ。


その後も他の誰かが質問するでもなく、彼の独壇場になってしまった。

「ロッテ、今年まだ優勝の可能性はあるかね?」

おいおい、逆に失礼だよ。

「日本人大リーガーは本当に通用してるの?」

新聞とかテレビ見とけよ。

「1リーグ制と2リーグ制、本当はどっちがいいの?」

皆、その話題は避けてんだよ。


無知ゆえの、大暴投である。
しかし、そんな質問にも、ボビーは丁寧に答えてくれていた。
彼こそ、真の紳士だと思った。


ところで。
この手の懇親会では、ビールやジュースが出されるのが普通だが、
さすがは日本が誇る菓子メーカー。
出席者に手渡されたのは、ロッテ期待の新商品「Coolish」だった。
永井大をCMに起用している、パック容器に入った新感覚アイスである。
シェイクがさらに冷たくなった食感で、とても美味しく頂いたのだが、
いかんせん、その場の光景が異様だった。


皆が揃って、チューチューチューチュー食べて(吸って)るのだ。

とんちんかんな質問を続ける御仁が、チューチューチューチュー。
ソファにのけぞって座るお偉いさんも、チューチューチューチュー。
超ダンディーな、あのボビーさえもが、チューチューチューチュー。

失礼ながら、皆がちょっとお馬鹿さんに見えた。
この光景こそ、記念に写真を撮りたかった。

懇親会は、いろんな意味で、冷たい空気が流れていたのである。
つくづく、ロッテが勝ったことが救いだった。

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ボビーと握手(前編)

昨日、千葉マリンスタジアムに、行ってきた。
千葉ロッテマリーンズvs大阪近鉄バファローズ。

平日から幕張くんだりで野球を観るほど、僕も暇ではない。
仕事の関係で、ボスに同行したのである。

なんとVIPルームでの観戦。
しかも試合後には、バレンタイン監督との懇親会まであるという。


『ボビーと千葉ロッテを、応援する会』

これが仕事かと問われると、疑問符もつくが、
この類のイベントが仕事としてカウントされる世界が、世の中にはある。

一流企業のお偉いさん達が、それぞれVIPルームに別れての観戦。
しかも、試合に勝っても負けても、懇親会は開かれるとのこと。


負けたら、ことだ。
意気消沈のボビーにかける言葉が、見つからない。

試合中、心からロッテの勝利を願った。
生涯でもっとも、千葉ロッテマリーンズという球団を愛した三時間。

幸いにして、ロッテは勝った。

ほっと胸をなでおろしていると、同部屋にいたある御仁が声をあげた。

「チクショー!」

実は、近鉄ファンだったのか。まあ、そういう人が居てもおかしくない。
仕事で来てるだけだもんね。ほんとは近鉄を応援したかったんだよね。


と思いきや、彼は備付けテレビで、巨人vs中日を観戦していたのだった。
しかも、かなり熱心に。


『千葉マリンスタジアムのVIPルームで、セリーグ首位決戦』


仕事とは、所詮そんなものなのかもしれない。
そう思いながら、懇親会場であるスタジアムの応接間へ向かった。


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続・主張するTシャツ

昨日、Tシャツに書かれた文字が、強い主張を持つことについて書いた。
それで思ったのが、外国人の存在だ。

外国人は、日本語が大好きらしい。特に、漢字。
あのベッカムも、漢字のタトゥーをしているとか。

確かに、外国人旅行客の「日本語Tシャツ」着用率は、高い。
昨日、例にあげた「一番」や、「東京」の文字が書かれたTシャツは、
それこそ浅草などに行けば、必ずある。

そこで、ついつい思ってしまうのだ。
外国人に、胸にこんな文字の書かれたTシャツを着て欲しい、と。


まず、はじめて日本を訪れる、いわゆるイチゲンさん向けに。



『初来日』


実際に着ていたら、かなりお洒落だと思うのは、僕だけか。
初々しく、ほのぼのした雰囲気の中に、どこか潔さも感じる。
いくら外国人が苦手な日本人とはいえ、もし彼らが困っていたら、
思わず救いの手を差し伸べるのではないだろうか。

続いて、日本にはすっかり馴染んだよ、と文字どおり鼻高々の方に。



『親日家』


着ている彼らとの距離が、グッと縮まるのではないだろうか。
有名な『アイ ラブ NY』にも、匹敵すると思うのだが。
土産に刀を買うのはもうやめたという方に、ぜひ着て欲しいものだ。

しかし、ここまでいってしまうと、どうだろう。



『月9好き』


もう、そうとうな日本通と云わざるを得ない。
日本のテレビ事情にすら、精通しているのだ。
「世界の中心で、愛を叫ぶ」も「セカチュウ」と略しているだろう。

だが一方で、実際にそんなTシャツを着ている外国人を見たなら、
僕は、きっと、こう思うだろう。

そんなに日本を熟知していて、なぜそれを堂々と着ていられるのか。

まずは羞恥心を、身に付けていて欲しい。
そして、周囲の嘲笑と冷たい視線に、一刻もはやく気づいて欲しい。


Tシャツが雄弁に語りすぎるのも、考えものである。


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主張するTシャツ

とにかく暑い毎日だ。
それでも平日はスーツが義務なのだから、堪らない。
少し前までは、TシャツにジャケットというスタイルでOKだったのに。

まあまあ。愚痴はよそう。
いまとなっては、意地でもスーツで通してやると息巻いている僕だ。

さっそく本題に入ることにする。


夏と云えば、やはりTシャツだ。
街を行き交う人々は、みなTシャツ姿である。
シンプル、カラフル、プリントもの、イラストもの、ヴィンテージ・・・。
色も形もさまざまで、Tシャツは着る者の個性が出るのだと感じる。

ただ、恥ずかしくないかと疑問に思ってしまうTシャツも、ある。
「一番」「海人」といった、日本語の文字が書かれたものだ。
かなり主張している。
メッセージTシャツ、そう分類してもいいかもしれない。
なにしろ、自分がハルクホーガンのファンだったり、
沖縄に行ったことを自慢していたりするのだ。

しかし。
昨日、横浜へでかけたときに偶然見た、ある男のTシャツは、
そんな生易しいものではなかった。
黒の生地に、ただひとこと、白字でこう書かれていた。


『虎視眈眈』


とにかく狙っているのだ、なにかを。
それも、虎のように鋭い目で。

それを着ていたのは、冴えない中年のおっさんだった。

しかし、しっかりと胸に刻まれた重厚なる四文字は、
その風貌は見せかけなのだと、我々に警告している。

食材の詰まったビニール袋を、両手に持っていようと、
エスカレーターから降りるとき、つまづいてしまおうと、
薄い頭に汗をかいて、髪型が明らかにヘンであろうと、
決して、騙されてはいけない。
そのおっさんの正体は、スナイパーなのである。


しばしば人は、確固たる意思を、Tシャツで表現する。

おっさんが狙っている獲物は、いったいなんなのか。
興味の尽きない休日だった。


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犬を連れて歩く

サッカーのアジアカップは、みごと日本が優勝した。
めでたいことです。

しかし、ジーコの采配には正直、納得できないことが多い。
たとえば、交替枠を有効に使わないのは、なぜか。
思うに、彼は交替のタイミングを常に逸しているんじゃないか。
まるで、長縄跳びをいっこうに跳べないでいる子供のように。

サッカーについては、いろいろこだわりもあったりするのだが、
ここで書きたいのは、そんなことではない。

今日のスタジアムのピッチに、思いもよらぬ光景があったのだ。


『犬を連れて、歩く男』

試合中、スローインしようとする選手の後ろで、あろうことか
ひとりの男が、堂々と犬の散歩をしていたのだ。

熱戦のさなか、ピッチから数メートルしか離れてない場所で
見受けられたその姿は、結構な衝撃だった。
幸い、シェパード犬だったので、警備のために動員されていることを
すぐに理解したが、もしチワワだったりしたら、えらいことだ。

『数万の観衆の面前で、チワワの散歩』

まず、犬はもちろん、飼い主にも、ウォーキングのセンスが問われる。
しつけやマナーだって、最上級のモノが求められるだろう。
ピッチ同様、真剣勝負だ。


サッカー場という非日常の場で映し出される、ごく日常のひとコマ。
それは、遭遇した者に違和感や動揺を与え、ときに感動すら呼ぶ。
たとえば、こんな光景はどうだろう。


『ゴール裏で、カメラマン同士がケンカ』

ちょっと見てみたい。
ふだん気にすることのない彼らに、親近感が湧くだろう。
では、これはどうだろうか。


『ゴール裏で、カメラマンの奥さんが三下り半』

かなり見てみたい。
カメラマンは、もはや仕事どころではないはずだ。
紙切れのようなものが、二人の間で荒っぽく扱われていたなら、
それは十中八九、離婚届である。

そんななか、僕がぜひ見てみたいのは、こんな光景だ。



『センターサークルで、キャンプファイヤー』



おおいに燃えることだろう。


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ご注意ください

電車の車内広告を見るのは結構好きなのだが、
いつも気になって仕方ないモノがある。

打ち合わせに行くために、今日も半蔵門線に乗った。
立ち位置は、ドアの前。座席の横の一人分の、あの空間。
ドアの窓に貼ってある約15cm角のシールが、視界に入る。
それには、こんなコピーが書かれている。


『ドアにご注意!』

地下鉄の、自前の広告?(掲示物)だ。

確かに、電車という乗り物が世に出現して以来、
うっかりドアに挟まってしまう輩は、跡を絶たない。
ドア付近に立つときは、多少の注意も必要だろう。

だが、そのシールに描かれているイラストを見ると、
本気でアテンションの役割を果たす気があるのかと、問いたくなるのだ。


『尻尾をドアに挟まれて、涙をこぼしている猫』


これは、駄目だろう。

まず、飼い主よ出て来いと云いたい。
大都会・東京の地下鉄で、猫を放し飼いにしてしまうことの罪は大きい。

猫も猫だ。
なに尻尾なんか挟まれているんだ、猫のくせに。
あの程度の開閉スピードで挟まれるようでは、猫失格だ。


いずれにしても、明らかに非日常的な空間が、そこに描かれている。
だからと云って、人間がリアルに挟まれているイラストを見たいとは、
思わないけど。

東京メトロ。
社名こそ、垢抜けた名称に変わったが、まだまだだ。

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ぺこぺこ

腹が減っているとき、ヒトは云う。

「おなかが、ペコペコ」

ペコペコって、なんなんだ。

いつから僕らは、自分が空腹だと伝える表現を、
「ペコペコ」と云うようになってしまったのだろう。


「鼻が、ズルズル」
「耳が、キンキン」
「頭が、ガンガン」
「足が、ガクガク」
「腕が、パンパン」
「肌が、ヒリヒリ」
「目が、しょぼしょぼ」

これらは、わかる。とてもわかる。
最後の「しょぼしょぼ」は、ちょっとどうかとも思うが、
いずれにしても、実際に肉体が、そう叫んでいるのだ。
他の表現を見つけるのは、なかなか難しい。

だが、「ペコペコ」は、どうだろう。
お前、実はまだ余裕あるだろう、という響きが、そこにはある。
要するに、「ペコペコ」は、本人の状態や想いとは裏腹に、
切実さに欠けた表現だと思わざるを得ないのだ。

付け加えておくが、「おなかが、グーグー」も一緒だ。
英語圏の人間からすると、「おなかが、good! good!」。
むしろ、ポジティブな印象になってしまう。


前置きが非常に長くなってしまった。本題に入ろう。

電話口で、先方からこんなことを云われた経験があるはずだ。

『いまちょっと、バタバタしてまして』

忙しいということを、やんわり伝えられている。
あー、急がしいんだな。そう思う。
僕は、「大変ですね」と答える。

それでは、こう云われると、どうだろうか。

『いまちょっと、ドタバタしてまして』

かなり、たてこんでそうだ。
複数の人間が関わっていそうな表現に、様変わりしている。
それに、なんとなく彼らが大柄な図体を思わせるから不思議だ。
ここでも僕は、「大変ですね」と答える。


ここまでは、まあわかる。
先方はとにかくたいへんなのだ。
しかし、こんなことを云われた僕は、どう答えれば良かったのだろう。


『いまちょっと、ジタバタしてまして』

もはや、忙しいとかいう問題では、なくなってる。

人間は、ある一定ののレベルを超えると、自分でも
何を云っているか、判断がつかなくなるのかもしれない。

僕はとりあえず、「あきらめが悪いですね」とだけ答えて、
受話器をそっと置いた。

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美少女コンテスト

に行ってきた。
会社に招待状が届き、せっかくだからと僕が行くことになったのだ。

会場入りするとき、上戸彩と一緒になった。
ちなみに、知り合いは上戸彩のことを、いつも綾戸智恵と呼ぶ。
どうでもいい話だ。続けよう。


会場内は、業界人が溢れていた。

「~ちゃん、最近どうよ」

の応酬。

モデルの卵やら女優の卵やらも、わんさか。
ライバル達も熱視線。

ところで、コンテスト自体は面白かったが、僕はいささか怖くなった。

出場者の大半が、既に初々しさを無くしているように思えたのだ。
まだ10代前半なのに。
どういう生活をしているのだろう。

コンテスト慣れしていることもあるだろうが、
彼女達の背後には、黒いオトナ達の影が見えた。

モデルの卵の隣席になってドキドキしている自分のほうが、よっぽどピュアだ。

審査中、出場者のひとりが将来の夢を聞かれ、こう答えた。


「リムジンに乗れるような女優になることです!」


吃驚した。
10歳そこそこの口から「リムジン」というワードが出現したことに。

僕が彼女くらいの歳なら、新種の昆虫かなにと勘違いして、
すぐに近くの山にでも出掛けたことだろう。
もしくは、
「えっ、ナニ人?」
と、鼻を垂らしながら聞いたかもしれない。


やっぱりココは、世界が違うのだ。


そう思っていたとき、審査を終えて壇上を去る彼女に対して、
司会者がこんなコメントを付け加えた。




「リムジンに乗れる女優になるのが夢だという○○さんですが、
いまは学校で一輪車に乗っているそうです」



ちょっとだけ、ホッとした。


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はじめました。

『冷やし中華、はじめました』

そうですか、と思う。そんな季節になったか、と。
こんど注文しますよ、くらい思うかもしれない。


『冷やし中華、絶賛発売中!』


それはそれは、と思う。たいへん結構なことだ、と。
いささか大げさな話だとは思うが、まあいい。

だが、これはあってしかるべきじゃないだろうか。



『冷やし中華、もうすぐ終わります』



何事も、はじまりがあれば、おわりがある。
開始を宣言したんだったら、終了の案内も必要だろう。
こんど注文しようと思っていたのに。
見込み客をみすみす逃してしまうのは、経営戦略的にマイナスだぞ。

だが、こんな張り紙を見かけてしまうと、
僕はどうすることもできなかった。




『冷やし中華、もう終わりました』



儚い。

頭の中で、オフコースの「さよなら」の冒頭部分だけが、
針の壊れたレコードのように繰り返し流れていた。



+++



まあまあ、こんな調子で。

『ブログ、はじめました』



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