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2006年06月

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卒業 (後編)

〔はじめに〕

これまでの回も読まれた方にはかったるい前書きになるが、
今回の文章も、うんちだらけである。

なので食事中の方はご遠慮いただいた方が無難に違いない。


+++


(これまでのあらすじ)

ほぼ、うんちの話―

※詳しくは、コチラ(前編)コチラ(中編)。


+++


すっかり『う・ん・ち』の虜になってしまった僕だが、
ひととおり読み終えた後で、もう一度考えてみた。


なぜ、子供向けの書籍でここまでリアルにこだわるのか。


大人の僕ですら面食ったほどだから、もし幼子だったら、
トラウマになる恐れもあるんじゃないか。


だが考えてみれば、子供は、つくづく無邪気な生き物だ。

子供にとって、「うんち」は格好の遊び道具なのである。

「うんち、うんち」と言葉に出して面白がるだけでなく、
事実、僕も子供の頃は思いきりうんちで遊んだものだった。

いまでこそ、飼い主のマナーというかエチケットというか、
道端で犬のうんちを見かけることもあまり無くなったが、
僕がまだ小学生の頃には、いたるところに落ちていた。

しかも、僕の田舎は闘牛が行われる地域だったので、
道端のど真ん中に、牛の糞が放置されていたものだ。

それが普通だった。

僕らは、うんちを棒切れに突き刺して追いかけっこしたり、
落とし穴を掘って、底にサプライズギフトとして設置した。

たとえ、うんちを踏んでしまったときでも、

「あぶねー、バリアしてたからセーフ、セーフ」

などと言っては、胸を撫で下ろしたものだった。










アウトだけど










とにかく。

子供の頃、僕らはリアルなうんちと共に生活していたのだ。

うんちとフレンドリーになれるのは、子供の特権でもあり、
顔をしかめるのは、大人になってしまった証拠なのである。


となると、この『う・ん・ち』の存在理由もそこにある。


「動物って、どうやってうんちするの?」

「あの動物のうんちは、どんなかたち?」



子供の目線に立った、同じ地球に生きる生物への興味の象徴、
それこそが、うんちである。



『う・ん・ち』は、うんちの本来あるべき姿を教えてくれる。


うんちが、そもそも汚くもなんともないということを。

子供が、うんちを大好きなのは悪くないということを。


そうなのである。


うんちは、生きとし生ける者の、それぞれの種に応じた、
それぞれの証なのである。


全然、悪くないし、汚くもない。

ましてや、恥ずかしくもなんともない。

むしろ、子供がうんちと戯れることに対し、周囲を気にして
「そんなことして、お行儀が悪い」などと咎める大人こそ、
おおいに恥じるべきである。


そういえば、尾崎もこんなことを言っていた。




















「行儀良くまじめなんて、
 
 クソ食らえと思った」
















言い得て妙、である。

「クソ食らえ」と皮肉るところなんか、いかにも尾崎だ。


そして最後に、僕は問いたい。

『う・ん・ち』の著者である、なかのひろみ氏、否、
ここは敬意を表し、あえて“先生”と呼ばせてもらおう、
なかのひろみ先生に、こう問うてみたいのである。















「先生、あなたはかよわき大人の

 ダイベン者なのか」











と。



(了)





〔編集後記〕++++++++++++++++++



さてさて。

自分でも予想だにせぬ大長編シリーズになってしまったが、
書き終えたいま、僕が言いたいことは次の二点である。


ひとつは、





これほどまでに「うんち」を語る31歳が、

かつていただろうか?






ということ。

そして、もうひとつは、





こんなに阿呆な文章を長々書くのは、

一刻も早く卒業しないといけない






ということである。



最後に。

尾崎ファンの方はご立腹かもしれないが、
あくまでも洒落なので水に流してほしい。



(再了)


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卒業 (中編)

〔はじめに〕

今回の文章には表現上、前回以上に読まれる状況によっては
不適切と思われる箇所が幾つかある。

特に食事中の方はご遠慮いただいた方が無難に違いない、
と先にお断りしておく。


+++


(前編のあらすじ)

恐る恐る、僕は『う・ん・ち』を手に取った―

※冒頭から誤解を招きそうな一文になってしまったので、
 前編を未読の方は、僕の名誉の為にも必ず読まれたい。
 
※詳しくは、コチラ


+++


手に取った『う・ん・ち』は、固くて結構な大きさだった。

とか言うと、さらなる誤解を招くようで恐縮だが、要するに
『う・ん・ち』はハードカバーの幼児向けサイズの本
だったのである。


“う・ん・ち”の大きな文字と、排泄中の動物達を配して、
本の枠に沿って“とぐろ巻きうんち”が並んだデザイン。

その堂々とした装丁に、僕は大きな拍手を送りたくなった。

ぱっと見ただけで思わず捲ってみたくなる、そんな表紙だ。


捲ってみた。


まず、冒頭に登場したのは、ライオンのうんちである。


とびっきり、くさいらしい。

匂いの強さも王様だそうだ。

いつも、肉ばっか食ってんだもんなあ。

やっぱり、百獣の王って凄いんだなあ。

とかなんとか思うよりもまず、なにが凄いって、










オールカラーで実物を掲載










のっけから、たいへんなことになっとるのである。

ピントばっちりのカラー写真なのである。

写真だから当然だが、とにかくリアルなのである。


念のため確認するが『う・ん・ち』は幼児向け図書だ。

なので、もちろん全編通して非常に可愛い仕上がり。

いろんな動物の仲間達のうんちが、可愛く掲載されている。

排泄物でなく、ファンシーなアイテムとして扱われている。


しかしながら、うんちそのものは、可愛くもなんともない。










リアルだから。










ライオンのは片面(1ページ)だが、象になると両面扱いだ。


特大のうんちが見開きでドーン、である。


ひと言でいうと、壮観である。










リアルだけど。










そんななかで意外な発見だったのが、バクである。

バクのうんちも、見開きで紹介されているのだった。

バクはライオンよりも小さいからだで大きいのをするらしい。

写真の横には、こんなコピーが添えらていた。


「うんちのゆめもでっかいのだ」










なんだ、それは。










巧く引っ掛けた、的な文章だが意味不明なことこのうえない。


要するに、この本は言わば“動物のうんち大図鑑”なのだが、
やはりというか、まさかというか、ヒトのも掲載されていた。

他の動物の場合は、いわゆる“きばっている”写真とともに
うんちが載っていたけれど、そこは編者も配慮したのだろう、
問題のページに載っているのは、座った赤ん坊の写真だった。

ただ気になったのは、隣ページにチンパンジーも座っており、
見開きの中央部に、その二種類の動物のうんちが並んでいて
「とてもにてる」と評してあったのである。

なるほど、たしかによく似ている。

比べれば比べるほど、そっくりだ。

瓜二つ、と言っても過言ではない。

ていうか、




















我が子そっちのけで

糞をまじまじと見つめる僕は、

いったい何者だ。















読者の方々も恐らくすっかりお忘れだったこととは思うが、
もとはというと僕は、息子の読書待ちの身だったはずだ。

なのに、幼児向け図書で自分も夢中になってどうすんだ、俺。

息子が乗り物に夢中になる傍で、父親がうんちに夢中とは。

周りを見渡してみても、熱心に読みふけっている者のなかで
紙おむつを完全に卒業しているのは、おそらく僕だけである。

あまりのスペクタクルな内容に我を忘れてしまっていたが、
これはさすがに、まずい状況だと思わざるを得なかった。

その一方で、我に返った僕は『う・ん・ち』を手にしたまま、
まったく別の想いを感じ始めてもいたのだった。



(もうひとふんばり。つづく)


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卒業 (前編)

※はじめに

今回の文章には表現上、読まれる状況によっては不適切と
思われる箇所が幾つかある。
特に食事中の方はご遠慮いただいた方が無難かもしれない、
と先にお断りしておく。


+++


いよいよ、子供が育っている。

なんだか庭に植えた有機野菜みたいな表現になっているが、
親はなくとも子は育つというか、親の心子知らずというか、
親サイドの意図とは別に、子供がどんどん知恵をつけとる。

どんどん生意気になっており、いっちょまえに自我も芽生えて
たんに駄々をこねるだけでなく、いっぱしの反抗もしやがる。

このまま順調に成長すれば、15歳くらいになったときに
盗んだバイクで走り出すんじゃないかと思う。

校舎の窓ガラスを壊して回ったりするかもしれないが、まあ、
さすがに息子の時代でそんなことをしても流行らないだろうし、
そもそも、まだ先の話だ。


そんな僕の息子は、今年で4歳になる。

いわゆる「年少」世代として、近所の保育園に通っている。

園では、集団行動のイロハからいろいろと教わっているが、
それ以上に、同じクラスの友達から学ぶことが多いらしい。

これまで一度もオンエアを見せたことがないにも関わらず、
『仮面ライダー』や『ボウケンジャー』などのヒーローを
真似できたりするのは、他の子供から影響を受けた証拠だ。


子供同士で遊ぶことで「子供らしさ」を培っているようだ。

それを確信したのは、最近、ある「気づき」を得たからだ。

ぶっちゃけると、このところの息子の発言に





うんち





が多いのである。

ほかにも「しっこ」「ちんこ」「おしり」「おなら」などなど、
子供大好き用語が、日常会話のいたる場面で登場している。

これらは、必要なときに使う言葉としてすでに教えているが、
「わかりませんおならー」「おかわりうんこー」 などという
ふざけた用法を教えた覚えはない。

同世代との会話で、互いに連呼し合っているに違いないのだ。

これらの言葉を語るときの息子は、非常に生き生きしてるし、
嬉々として、瞳をキラキラさせとる。

彼にとって、これらの用語が詰まったトイレ=宝石箱であり、
彼にとっての“聖地”といえば、それはトイレのことである。

まあ、聖地、っていうのはある意味、正しかったりもするが、
なんか話がおかしくなるので突っ込んだ話はしないでおく。


いずれにしても。

僕は、ついにうちの子にもやって来たか、と思った。


男なら、いや人間なら、誰もが経験する“下ネタブーム”


おそらくは、エロ中心の第二次下ネタブームが到来する頃、
入れ替わるように今の下ネタブームを卒業するのだろうが、
ようやく、これで彼もガキんちょの仲間入りである。

我が子は、果てしない長い旅路を歩み始めたばかりである。




そんな折、僕は衝撃的なモノに出会ってしまった。


先日、家族で買い物に出かけたときのことである。

大型ブックストアの幼児向け図書コーナーに立ち寄ると、
息子が大好きな乗り物関連の本を一心不乱に読みはじめ、
その場から動かなくなってしまった。

時間を持て余してしまった僕は、子供に注意を払いつつ、
本棚に並ぶ背表紙を、ただただ、ぼんやりと眺めていた。

と、そのとき。

ある本のタイトルが、僕の目に飛び込んできたのである。















『う・ん・ち』















なんという、潔いタイトルなのだろう。

単刀直入すぎるタイトルに、僕は非常に興味を持った。

いま考えると、そんなタイトルに興味を引かれてるなんて
僕自身、まだ第一次下ネタブームを卒業できてないのでは、
などと思われそうでなんか嫌だが、でも、あのとき確かに、
『う・ん・ち』が、僕を呼んでいたのである。


『う・ん・ち』に呼ばれる、ってのもすごく嫌だけど。


ともかく、僕は恐る恐る『う・ん・ち』を取り出した。

すると。

そこには、信じられない内容が記されていたのだった。



(力みすぎて長くなったので、つづく)


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