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2009年07月06日

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エヴァ

◆<ヱヴァンゲリヲン新劇場版>第2作「破」 早くも動員100万人目前、興収は13億円

<ヱヴァンゲリヲン新劇場版>第2作「破」 早くも動員100万人目前、興収は13億円
(7月6日19時36分配信 毎日新聞)


6月27日に公開された劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(庵野秀明総監督)が5日までの9日間で、観客動員数98万人を突破、興行収入13億円を超えたことが興行通信社の調べで分かった。



『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が話題になっているらしい。らしい、と距離を置いたのは僕はヱヴァンゲリヲンについて興味がないからだ。「まったく知らない」と言ってもいい。いや、まったくってことはないか。ずっと前にパチンコ台でストーリーの触りは知ったので。いずれにしても僕のエヴァに関する情報ソースはパチンコ台のみ。なのでやっぱり「まったく知らない」と言っていい。

こういったエンタメ系の話題に関しては、趣味が違う、世代が違う、と避けて通ればいいだけなんだけど、さすがにこれほど社会現象化しているとなると、さすがに目を背けてばかりもいられない気がする。

逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・・

というわけで、エヴァに関して無知な僕なのだけれども、無知なりにどうしてこんなに盛り上がってるのか考えてみたい。


まず『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、かつてのTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を元にした新しいシリーズである、ということ。

新設定や新キャラクターが登場したり、前作では明かされなかった「新たな真実」が描かれるなど、ファンにとっては楽しみがいっぱいだ。さらに、まったく新しいシリーズとして結末もまったく新しい内容が用意されているというから、盛り上がらずにはいられないのはよくわかる。

だが、そんなことより本当に注目すべきはタイトルだ。



エヴァンゲリオン → ヱヴァンゲリヲン



「エ」と「オ」がそれぞれ「ヱ」と「ヲ」に変化している。僕は、この旧仮名遣いこそがじつは肝なんじゃないかと睨んでいる。

TVシリーズの企画当初にボツになった案を採用したそうだが、この“あえての古めかしい表記”にファンは心をくすぐられ、期待感が高まっていった、と推測する。「オタク」が「ヲタク」と表現されて市民権を得ていった感覚に似ているかもしれない。

僕が思うに、テレビシリーズの成功もタイトル表記が『新世紀エヴァンゲリオン』だったからこそ、だ。これがもし『新世紀エバンゲリオン』だったなら、あそこまでのブームにはなり得なかったのではないか。

文字としては、Evangelionの[va]を[バ]ではなく、正式な発音の[ヴァ]と表記しただけだが、当時はそれでもかなり画期的なタイトルだったように思う。


なんとなく“かっこよさがアップしてる感じ”がするもの。


あくまでも、なんとなく、だ。実際には別にそれそのものが格好良いわけでもないし、ちょっとした文字面の遊び、こだわりに過ぎない。だけれども「あー、あのへんの層がなんか好きそう!」「はいはいはいはい、そっち系のあのテイストねー」といった感慨を抱くこともたしかだ。

そもそも、それまでのロボットアニメといえば、ごく一般的なカタカナ表記を用いたタイトルが普通だった。『マジンガーZ』しかり『機動戦士ガンダム』しかり。それがいきなり『エヴァンゲリオン』である。しかも、略して『エヴァ』ときたもんだ。当時の二足歩行生物たちが、妙なタイトルに違和感を覚えつつ惹かれていったことも頷ける。


『エバ』


これではどうもだめだ。ダンシング・クイーンかっつうの、である。

エバ → エヴァ → ヱヴァ

こうやって比較すると“かっこよさがアップしてる感じ”は歴然だ。繰り返すけれども、このかっこよさは“なんとなくのかっこよさ”であって、特別な何かを意味しているわけではない。ないんだけど、やっぱり「かっけー」「おもしれー」「やべー」の一因になっていることも、これまた否めない。


なので僕としては、この“かっこよさがアップしてる感じ”を別のところでも応用しない手はないと思う。もしかしたら、いまはくすぶっているものでも、この変換によってなんとなく“かっこよさがアップしてる感じ”がするんじゃなかろうか。

たとえば、こんな感じだ。



+++



・すっかり「べビーシッター」の名に取って代わられた職業も、ちょっとした変化でオサレな響きに。



【ウヴァ(乳母)】



+++



・美味しいけど食べるときに手がベットベトになる名古屋名物も、あっという間にスタイリッシュに。



【テヴァ(手羽先)】



+++



・漁業関係者の「心意気」や「絆」を力強く歌い上げる熱い演歌歌手も、すっかりクールな印象に。



【トヴァ(鳥羽一郎)】



+++



とまあ、いろいろこじつけながら騙し騙し書き連ねてきたわけだが、結局のところ今回もっとも声を大にして言いたかったのはこれ。



「柳葉」を「ヤナギヴァ」って書くと、なんかエロい。



(了)





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