Home > スポンサー広告 > ボビーと握手(後編)

スポンサーサイト

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


シンプルにしながら参加中。記事を読んでいただいた上にこのボタンを押してもらえたなら二重のヨロコビです。ありがとう。


Home > スポンサー広告 > ボビーと握手(後編)

Home > Essay > ボビーと握手(後編)

ボビーと握手(後編)

ボビーと握手(後編)

さて、ロッテの勝利後、懇親会場の応接間に移動した一行。

ボビーバレンタイン監督は、意外に早くやってきた。
できたてほやほやの勝利監督である。

まずは、順番に記念撮影&握手。


「コングラッチュレーション。ナイスゲーム」
「サンキュー」

これが、僕とボビーの会話の全記録である。
情けない。自分の英語力の乏しさには、憤りすら感じた。
それでも、ボビーの手は、太く、優しかった。
ちょっと湿っていて、そして力強かった。

お次は、ざっくばらんな質問タイム。
ボビーになにか聞きたい人、なんでもこの機会に聞いてよ。
そんな感じで、かなりアバウトに設定された時間だ。

最初、誰も発言しなかった。
そりゃそうだ。いきなり聞くことなんて、そうそうないよ。
そう思ってると、ある御仁が先陣を切った。
「私は、実は野球は詳しくないんでわからないんですが」
こう前置きした後で発せられた言葉に、僕は耳を疑った。


「ロッテ、いま何位でしたっけ?」

そんくらい、知っとけよ。


その後も他の誰かが質問するでもなく、彼の独壇場になってしまった。

「ロッテ、今年まだ優勝の可能性はあるかね?」

おいおい、逆に失礼だよ。

「日本人大リーガーは本当に通用してるの?」

新聞とかテレビ見とけよ。

「1リーグ制と2リーグ制、本当はどっちがいいの?」

皆、その話題は避けてんだよ。


無知ゆえの、大暴投である。
しかし、そんな質問にも、ボビーは丁寧に答えてくれていた。
彼こそ、真の紳士だと思った。


ところで。
この手の懇親会では、ビールやジュースが出されるのが普通だが、
さすがは日本が誇る菓子メーカー。
出席者に手渡されたのは、ロッテ期待の新商品「Coolish」だった。
永井大をCMに起用している、パック容器に入った新感覚アイスである。
シェイクがさらに冷たくなった食感で、とても美味しく頂いたのだが、
いかんせん、その場の光景が異様だった。


皆が揃って、チューチューチューチュー食べて(吸って)るのだ。

とんちんかんな質問を続ける御仁が、チューチューチューチュー。
ソファにのけぞって座るお偉いさんも、チューチューチューチュー。
超ダンディーな、あのボビーさえもが、チューチューチューチュー。

失礼ながら、皆がちょっとお馬鹿さんに見えた。
この光景こそ、記念に写真を撮りたかった。

懇親会は、いろんな意味で、冷たい空気が流れていたのである。
つくづく、ロッテが勝ったことが救いだった。
スポンサーサイト


シンプルにしながら参加中。記事を読んでいただいた上にこのボタンを押してもらえたなら二重のヨロコビです。ありがとう。


Home > Essay > ボビーと握手(後編)

Search
Feeds
Others
あわせて読みたいブログパーツ

Page Top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。