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フリーター

フリーター

先日、昼食で立ち寄った定食屋のテレビから国会中継が流れていた。

久しぶりに見る国会中継では、衆議院本会議の様子が映し出され、
なにかと問題が山積みの今日においても、依然として、どこかしら
牧歌的な、とぼけた雰囲気が漂っていたのだった。

そんななか、小泉首相が例の調子で代表質問の答弁していたのだが、
僕は、首相のある言葉を聞いたとき、自分の耳を疑った。

彼は答弁中、ずっと「フリーター」のことを、










フリータ










と言っていたのである。

最後を「ター」ではなく、明確に「タ」で止めていたのだ。



フリータ


明らかに、おかしな言葉になっとるのである。

しかも言葉が間違っているため、イントネーションもおかしい。

文章で書くと難しいので、他の言葉でニュアンスを伝えよう。

たとえば、子供向けに解りやすく置き換えるなら、



べジータ 



もしくは



フリーザ



お酒が好きな方向けに置き換えると、



テキーラ



野球ファン向けに置き換えると、



ズレータ



映画ファン向けに置き換えると、



ニキータ



性愛の対象を少女にのみ求める心理に置き換えると、



ロリータ



まあまあ、このくらいにしておこう。

とにかく答弁のあいだじゅう、そんな感じのイントネーションで
ずっと「フリータ」「フリータ」と発言を繰り返していたため、
肝心の答弁の中身も忘れるほどに、違和感が出まくりなのだった。

近頃、あるパソコンのCMで、石田純一が木村拓哉のことを
「キムタ」と呼ぶ内容のものがあったが、まさにあんな感じ。

むしろ、大真面目な顔で言ってるぶん、より間抜けに見える。


【フリーター】

《和free+Arbeiter(ドイツ)から》
定職につかないで、アルバイトをやりながら
気ままに生活しようとする人。フリーアルバイター。

「大辞泉」より



要するに、フリーのアルバイターだから、フリーターなのである。

しかし、悲しいかな、我が国の首相は「フリータ」と言い続けた。

えてして、若者達は意外とこういうところを見ているものである。

「大人は解ってくれない」

というような心の闇は、そういった些細なところで生まれることを、
肝に銘じていただきたい。

そう強く思う一方で、こんな調子ならば、小泉首相は、この他にも
世間一般に知れ渡った常識的なカタカナ言葉を間違えて覚えている、
そんな可能性だって否めない。

例えば、件のフリーターが文章を書くことを業とすることになり、
晴れて「フリーター」から脱することができたとしよう。

当然ながら、その者の呼称は、世間一般的に言うところの



ライター



になるはずだが、首相は、立派に働き始めた彼を、残念ながら
こう呼んでしまうのである。










ライタ















雷 太










あろうことか、七曲署の『ゴリさん』になってしまうのだった。

言われた彼は、悲しみのあまり家に引きこもってしまうだろう。

こうして、ライタはフリータを通り越し、ニトになるのである。



(了)
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