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祭りのあと

祭りのあと

バレンタインデーが、終わった。

バレンタインデーを“ドキドキするべき青春の行事”として考えている
(過去記事『バレンタインデー』参照)僕からしてみれば、
“ドキドキ祭り”が終わって浮かれた余韻を微かに残すいまの時期は、
さしずめ“祭りのあと”といった雰囲気だろうか。

女子諸君は、思い切って勇気を出した甲斐があったとか無かったとか、
それぞれだと思うが、問題は男子である。



いったい何個もらったか。



どうでもいいことだが、これが勲章になる時期が確かにあるのだ。


当日、男子は獲得に向けて、幾つかの運命の瞬間を待ったはずだ。

まず訪れる運命の瞬間は、登校時である。


下駄箱を開けるとき。


これは、モテる男子になると、ドサドサ落ちてきて漫画かよ、と
ツッコミを入れたくなるくらい入っていることがある。

しかし、入っていなかった男子は、こう思った。










「衛生上、喜ばしいことじゃないから」










苦し紛れのひとことである。

普段からろくに手も洗わないくせに、こんなこと言うのだ。

今日だけ念入りに歯を磨いたくせに、綺麗好き気取りである。



そんな男子達を待ち受ける、次なる運命の瞬間は教室だった。


机の中を探るとき。


これも、モテる男子になると、もう机の上までてんこ盛りで
どうにもこうにも困り果てるしかないことがある。

そして一方で、やはり入ってなかった男子は、こう思った。










「まだ、筆箱がある」










無意味な行動に走るのである。

どう考えても、ありえないのだが、いちおう確認するのだ。

チロルとか、一口サイズが入ってる可能性に、賭けるのである。



そんな男子達にとって最後の、運命の瞬間は放課後だった。


下校するとき。


これまた、モテる男子になると、一歩歩くたびに呼び止められ、
告白の順番待ちの列ができて整理券が配布されることがある。

一方、結局誰にも呼び止められなかった男子は、こう思った。










「牛歩戦術、意味なかった」










白旗をあげるしかないのである。

もうチョコさえ食べられれば、それでいい気になるのである。

だが、いつものコンビニでは、見栄を張ってチョコは買わない。



そんな“ドキドキ祭り”が、終わった。



果たして、男子諸君の今年の獲得数はいかがだっただろうか。

かろうじて一個だったとか言ってる君、母親から貰ったぶんを
カウントしているようでは男としてはまったく駄目である。


そこで、肩を落としている男子諸君に、ある名言を紹介したい。


かつて、大日本帝国海軍において軍神としてあがめられていた、
連合艦隊司令長官・山本五十六(いそろく)元帥の語録だ。





 苦しいこともあるだろう

 云い度いこともあるだろう

 不満なこともあるだろう

 腹の立つこともあるだろう

 泣き度いこともあるだろう

 これらをじっとこらえてゆくのが

 男の修行である


             山本五十六






いかがだろうか。

この言葉について、あーだこーだ言うのはよそう。

男なら、きっと何かしら思うところがあるはずだ。

ただし、くれぐれも注意しておきたいのは、















56個は貰いすぎ










と思うのは、ただの被害妄想に過ぎない、ということである。


じゃあ伊丹十三は13個貰ったのか、とか言われても困るし。


(了)
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