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記念日

記念日

日本人は、とかく記念日を作りたがる人種である。

法で定められた祝祭日だったり、誕生日や結婚記念日といった
パーソナルな記念日は、ある程度までは理解できる。

しかし、なにかにつけて記念日を制定するのはいかがなものかと、
今日あらためて強く思った次第である。

というのも、これを書いている今日(3月9日)を調べてみると
とんでもないことになっているのだった。





『ありがとうの日』





いきなり、これである。

どこの誰が制定したのか知らないが、どうやら彼等の言い分は
こういうことらしい。

3月9日だから、サン(3)と、キュー(9)、つまり英語の
「Thank you」の語呂合せで「ありがとう」なのである。

なるほど確かに、サンとキューでサンキューなのね。

そう思いたいところだが、どうも釈然としない。


なぜか。


それは「Thank you」が、英語だからだ。


もともとの日本語読みの暦を、無理やり英語に落とし込んで、
さらにその英語を今度はわざわざ和訳して記念日に制定する。




なんて、まどろっこしいんだ。




「俺、センキューって言うから」

などと言い出す異端児には、通用しない記念日じゃないか。

まあ、そんな奴はほっとけばいいことだが、それにしてもやはり
僕は『ありがとうの日』には賛同しかねる。

だって、考えてもみてほしい。


じゃあ4月10日が『クソッタレの日』でも良いのか、という話だ。

4(シ)、10(ット)、「shit」の語呂合わせで「クソッタレ」

ってのは、どうなんだ。


どうなんだ、と問うたところで胸に去来するのは虚しさだけである。


そもそも、これなら『嫉妬の日』とかでもいいような気もしてくるし、
でもやっぱり『嫉妬の日』は、なんか嫌だよなあとか思ったりしつつ、
結局のところ、どうでもいいのである。


これらの“どうでもいい記念日”は、今日(3月9日)に限っても、
まだまだ『ありがとうの日』の他にあるようで、


『関門国道トンネル開通記念日』

『記念切手記念日』

『エスカレーター記念日』

『レコード針の日』

『クジラの日』



などなど、どうでもいいにも程があるのである。

しかも『クジラの日』に至っては、毎月9日が該当するらしい。


「毎月9日は『クジラの日』!」


って、これはもう近所のスーパーの折込チラシの世界だ。


「あ、今日は25日か。ようやく給料日だな」

と同様の感覚で、

「あ、今日は9日か。やっとクジラの日だな」

などと呟く者がいるなら、ぜひお目にかかりたいものである。



要するに、語呂合せの思いつく限り“どうでもいい記念日”も
増え続けることになるのだが、たったいま、はたと思いついた。

最初の例として挙げた今日、3月9日が「サンキュー」なら、
もしかして“あの日”も存在するのではないかと。


そして。


“あの日”を調べたところ、やはりそれが記念日とされていて、
僕は愕然としてしまった。










8月6日は、










『ハローの日』









って、










ふ ざ け る な










語呂合せにしても、記念日にしていい日と悪い日があるはずだ。

世界初の原爆が投下された日に、まさか「hello」は無いだろう。

さんざん言葉遊びの類が好きな僕だが、今日、生まれてはじめて
語呂合せで嫌な気分になったのだった。

生まれて初めての出来事を何かにつけて記念日扱いする者がいるが、
こういう日は記念でもなんでもない。

ただの、虚しい一日である。



(了)
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