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カリスマのサイン会(前編)

カリスマのサイン会(前編)

生まれて初めて『サイン会』というものに出掛けた。

とはいっても、仕事でサイン会の主催側に居たことはあるし、
有名人にサインをお願いする業務をすることは、ままある。

だが、プライベートで、客としてサイン会に参加したのは
今回がはじめてのことだった。


芳晶せいじ


以前『プレイボーイ』誌で本ブログを取り上げていただいた、
(過去記事『プレイボーイ』参照)カリスマホストである。

氏の著書『一億欲しいか!』出版記念サイン会が開かれる、
という情報を入手した僕は、千載一遇のチャンスとばかりに
会場である新宿の書店へ向かった。

ぜひこの機会に、直接お会いして御礼を言いたかったのだ。

しかし。

開始時刻から30分ほど遅れて着いた僕は、呆然とした。

会場が、思いのほか大変なことになっていたのである。


まず、書店の雰囲気が黄色い

黄色い声援がひっきりなしに飛び交っとる。
携帯カメラのフラッシュが何度も光っとる。
なかにはオリジナルグッズを持つ者もおる。

「せいじさぁぁぁぁぁーん!!」

まるで、アイドルかロックスターかのような周囲の反応に
正直、僕は驚いた。


さらに、書店の雰囲気が黒い

黒尽くめのホストさんが懸命にサポートしとる。
明らかに「慕ってます」的な同業者が多数おる。
なかには『えなりかずき』に扮した者までおる。

「だいひょぉぉぉぉぉー!!」

誰もが氏の存在を尊敬してやまない、そんな周囲の反応に
正直、僕は驚いた。


至るところで『カリスマ』や『セレブ』が溢れる世の中だ。

『カリスマホスト』もメディアが創り上げた虚像なのでは、
と疑心暗鬼になっていたが、それはそれは、見事なほどに





カリスマでした。





だって、なんかもう、取り巻く人々が幸せそうなのである。

男も女も、居合わせた者達が皆、恋する乙女、なのである。


そんな方にブログを紹介いただいたかと思うと嬉しくなり、
僕は急いで書籍を購入し、サイン待ちの列に並ぼうとした。

だが、なんとそこで、係の者に止められてしまった。

「なぜだ?」

はやる僕の気持ちを削ぐように、係員は首を横に振った。

「どうして?」

焦る僕の気持ちをなだめるように、係員は後方を指差した。

そこにあったのは、





ロング・スネーク・ライン





なんと2フロア下の階段まで、長蛇の列ができていたのである。

改めて、カリスマのカリスマたる所以を認識させられた。


そんな訳で、列の最後尾を求めて歩を進めていった僕だったが、
途中で異変に気づいた。

列をなす人々の、僕を見る目がどうもおかしいのだ。

はじめは不思議に思っていたけれど、列の顔ぶれを見るうちに
僕はあることを悟ったのだった。















俺、完全に浮いとる















そうなのである。


サイン会に並んでいる人々は、圧倒的に女子なのだ。

カリスマホストのサイン会だから、当たり前である。


男子もいるが、彼らは黒尽くめ。ホスト業界の方々だ。

カリスマホストのサイン会だから、当たり前である。


そんな状況のなかに、僕は独り、佇んでいたのである。


想像していただきたい。










カリスマホストのサイン会で

三十路男が独り、並ぶ姿を。











確かに、周りに引かれてもおかしくない状況に違いない。

変な勘違いをされても致し方ない、そんな状況である。

僕だって、ジャニーズのサイン会に並ぶ男を見た日には、
たぶん引いてしまうし、良からぬ勘違いをする、と思う。


思いのほか列は長く、僕の後ろにも続々と並んでいた。

僕は、たびたび自分に向けられる好奇な視線を感じつつ、
購入したばかりの書籍を読み耽ることで、気を紛らせた。

そして、一刻も早く芳晶せいじ氏にお会いできることを、
心から願っていた。

いろんな意味で。



(つづく)
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