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アバター

アバター

年齢のわりに、ネット生活を満喫しているほうだと思う。

自分なりの検索術を身に着けて、仕事で活用しているし。
(会社でサクッと検索してたら、オタク呼ばわりされた)

SNSは一時期はまり、いまでも頻繁に利用しているし。
(紹介メールを送った友人は、誰も入会する気配がない)

アマゾンやオークションも、ちょくちょく使っているし。
(出品する目的で買ったサイン本に、全く値がつかない)

自宅ではオンラインゲームをして遊んだりもしているし。
(チャット機能での書き込みは、だいたいスルーされる)

いわゆる『2ちゃん語』だってだいたい理解しているし。
(冗談半分でメールに書いたら、「キモい」と罵られた)

なによりも、こうしてしがないブログを運営しているし。
(本ブログの存在を公表しても、周囲の反応は冷ややか)

なので、同世代の中でもネット満喫度は相当高いのだが、
それは自慢でもなんでもなく、むしろ「あいたたた」と
哀れみの眼差しを向けられている今日この頃である。

しかし、そんな生類憐みの令の対象になっている僕でも、
インターネット上で馴染めないものがあるのだった。





『アバター』





あれの存在理由が、全く以って解らない。

なんなんだ、あれ。

いや、もちろんサービスの概要は大筋で把握しているし、
ビジネスモデルだってよくできているとは思う。

サービスを否定したり批判するつもりなどさらさらない。

しかし、だ。

自分のバーチャルな化身を着飾る、という目的のために、
リアルに身銭を切る感覚が、どうにも解せないのである。

僕は古い人間なのだろうか。

そして、古いついでに言ってしまうと、あのサービスの
名称の響きが、僕にあるフレーズを想起させる。

なにしろ『アバター』である。





なんだか『アジャパー』みたいじゃないか。





あまりに古すぎて意味がお解りになる方は僅かだろうが、
アバターを見かけるたびに、脳裏をよぎってしまうのだ。

ユーザー心理やサービス名称に思わず首を捻る日々だが、
僕が馴染めない“決定的な理由”は別にあるのだった。

極めて個人的な感覚だが正直な実感として、どうしても
アバターを馴染めない、愛せない、真の理由。

それは、こういうことだ。


・ベースとなるボディに、好みのパーツを購入し着飾る。
・出来た独自のアバターを、実際に閲覧者に見てもらう。
・それを介して、新しいコミュニケーションが生まれる。

ざっと挙げて、これらが『アバター』の醍醐味だと思う。

しかし。

僕がアバターのいるWEBページを開くと結構な確率で、















素っ裸&つるっ禿げ















の状態で表示されるのだ。

アバターが画面に表示される度に、一瞬だがほぼ確実に、
露骨で不完全なマネキンの姿が目に飛び込んでくるのだ。

これはいったい、どうしたことか。

せっかく、リアルに金をかけて着飾ってるのにこの有様。

残念ながら、致命的な失態だといわざるを得ないだろう。

その後、慌てて取り繕うように各パーツが装着されるが、
数秒のタイムラグが、どうにも間抜けに見えて仕方ない。

もちろん、主な原因がインターネット回線の通信速度に
よるものだということは承知している。

もしかすると、いま書いている内容は、光ファイバーや
その他諸々の高速回線利用者には意味不明かもしれない。

しかし、現実問題としてADSL回線の僕のPC上では
アバターのあられもない姿がチラリズム状態なのである。

僕はその奇妙な生々しさに、ある種の気まずさを覚える。

まるで使用中の試着室のドアを開けたような気まずさだ。


「鍵かけてないお前が悪いんだけど、なんかすみません」


みたいな感覚に陥ってしまうのだった。


はたして、あの数秒(もしくは0コンマ数秒)の瞬間が、
アバター愛好者の方々は気にならないのだろうか。


と、余計な心配をしてみても、それは無意味なのだろう。

たぶん、彼らからすれば“痘痕も笑窪”なのだろうから。


結局、門外漢の僕は今日もまた、こう呟いてしまうのだ。


アジャパー



(了)


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