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「を」のチカラ

「を」のチカラ

「を」には、なにか底知れぬチカラがあるような気がする。

前に書いたことがあるとおり、「を」は見ようによっては
「水溜りに足を踏み入れる人」にも見える究極の文字だが、
今回言及したいのは、その形ではなく、音についてである。

「を」は言うまでもなく、ワ行オ段の音であり、五十音の
大トリを担うが、「お」と混同されて扱われることが多い。

もちろん、助詞としての「を」は日本語を形成するうえで
無くてはならない必需品だが、こと名詞の表現においては
「を」を用いることは稀で大半が「お」で済まされている。

そんな背景があるためか、いまだに「を」を使う人名には
なにか得もいわれぬチカラを感じてしまうのである。

「お」でも通用するのにあえて「を」にするこだわり。

「o」ではなく、あくまで「wo」であることへの執着心。

耳馴染みが薄く、他の音に比べて特別な響きを持つだけに
「を」の人々は通常の人名より魅力的に思えるのだった。

例えば、この人。





相田みつを





絶大な人気を誇る詩人・書家だが、彼は「を」だからこそ、
ここまで受け入れられたのではないか。

彼の本名は「相田光男」であり、仮にこのままの表記だと
新橋のガード下にいるサラリーマンのように思えてくるし、
ましてや「相田みつお」だと、なおさらピンとこない。










平凡だもの










むしろ、なんか「せんだみつお」みたいだもの。

ナハッナハッだもの。

ちなみに「せんだみつお」は、僕と同じ誕生日だもの。

そんな情報、誰も知りたくないし、僕も少し嫌だもの。

そもそも若い人は「せんだみつお」知らないんだもの。

でも、せんだみつおもまだ芸能界を生きてるんだもの。

にんげんだもの。



あと、この人も「を」のチカラの恩恵を受けていると思う。





眞鍋かをり





彼女の場合は、苗字の「眞」の字もちょっと変わっている。

どうもマフラーがたなびく感じでこだわってるっぽいので、
そちらも併せて表記し直してみよう。





真鍋かおり





ほら、すごく普通に成り下がった。

眞鍋かをり」が本名らしいのだがそれで良かったと思う。

もし「真鍋かおり」だったら、たぶん可愛かったとしても、
変な事務所にスカウトされて単体でAVに出る程度だろう。

縁メガネとかかけさせられて、ぶっかけられてる気がする。

まあ、縁メガネは彼女がブームの発祥といえば発祥だけど。

どっちみち、「真鍋かおり」だったなら、自分のブログで
「おいら」なんて恥ずかしい呼称は使っていないはずだ。



とまあ、今回は代表的な二人の有名人の例を挙げてみたが、
いずれも、なんだか教養深く見えるというか、知的指数が
上がるというか、「を」の醸し出すチカラを得ている。

そんな気がしてならない。

もちろん、この「を」の持つチカラは、さまざまな人名の
「お」を「を」に置き換えても実感することは可能だ。

試しに、何人か変えてみよう。










ををしを平八郎


凄く抵抗しまくって頑張ってる様子がいまにも目に浮かぶ。










長嶋しげを / をう貞治


双方ともにその偉大さは変わらず、長嶋さんは知的になり、
王さんは親しみやすさがぐっと増して茶目っ気たっぷりに。










磯野カツヲ


ただの小僧なのに個性派俳優みたいに思えるから不思議だ。










等々、挙げるときりがないほど「を」の威力は凄まじいが、
ひとつだけ例外がある。



「磯野カツオ」の義理の兄



彼の場合は趣きが異なる。

「カツオ」を「カツヲ」と書いても、彼の名を書くことは、
なんだかはばかられる。というか、どうにも筆が進まない。



なにしろ「フグ田マスオ」である。



「を」に変換したところで、威厳や格好良さは引き出せず、
かと言って洒落っ気も茶目っ気も感じさせることはない。

あえて言うならば、ひとしきりすっきりした後で、ふいに
独りよがりな虚しさが自身を襲う、そんな印象である。

疑問に思うなら、貴方も書いてみればいい。


むしろ、かいてみてほしい


それは「オナニー」を「ヲナニー」と呼ぶのと同義である。



(了)


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