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父親らしさ

父親らしさ

来週、早いもので息子が5歳になる。ということは我が家は今年『七五三イヤー』なのであり、週末には息子に袴を着せて近くの神社へ詣でる予定だ。

ただ「七五三て、なに?」とか聞かれても答えられないので「レフト→サード→ファーストと渡って成立するダブルプレーのことさ」などと誤魔化しながら千歳飴を舐るつもりでいるが、そんなことよりちょっと待ってほしい。

子供が生まれてから、人生が倍速で進んでる気がするのは僕だけか。

こういう子供絡みの行事を迎えるたびになんだかタイムゴーズバイな心境に陥る自分がいて、正直まだ“父親としての自分”をうまく飲み込めていない。父親歴も5年になれば、もっとファーザーファーザーしてていいはずなのに、なんだか全然ファザれてないのである。ましてや、ダディるなんて滅相もない話だ。

時が経つのが早過ぎるせいか遅々として父っていない僕は、自分が二児の父であるという事実を人前で言うことすら億劫でしょうがない。

自分から子供の話題を持ちかけることはまずないし、仮に話の流れで子供の存在を告白しても「へー、子供いるようには見えないね」みたいな反応をされると父親らしさの欠如”を見透かされていると反省しつつも、実は嬉しかったりする。

もちろん「子供いるように見えない」に潜む別の側面、たとえば、まだまだ若く見られてる?とか、一人の男として見られてる?とか、小栗旬の向こうを張れちゃう?といったセクシャルな欲望なんて、もうほんっとに、まるっきり、これっぽっちしかございません。

それにしても僕の人の親であること”への慣れてなさ加減ときたらどうだ。いまだに保育園とかで先生や他の父兄に「お父さん」とか呼ばれるとこそばゆく感じるし、書類の家族欄が「妻、長男、長女」とてんこ盛りなのを見るにつけ呆然とする日々である。

早く自他共に認める子持ち”になりたい。

できることなら『柳葉魚(ししゃも)』クラスの堂々とした子持ちになりたい。なにしろ彼らの子持ちらしさは半端ではない。子持ちじゃない柳葉魚なんて、一世を風靡できないセピアであり、男気のない哀川翔であり、東北訛りのない柳葉敏郎だ。

と例えてみたものの、実は全国で市販される子持ち柳葉魚の90%は偽物らしい。本物は北海道の太平洋沿岸にしか生息しない貴重な魚で、大半は『カペリン』という胃腸薬みたいな名前の輸入物の魚で代用されていたのだった。

なんだ、あいつらギバちゃんじゃないじゃん。

『子持ち柳葉魚』が子持ちであるより以前に柳葉魚じゃないってことは、僕も子持ちらしく、父親らしく”と案ずるより先に、まずは人としてどうよ?”ってところから見直さなければならないだろう。

考えてみれば「子供いるように見えない」と言われたからって小栗旬の向こうを張る”というのは、加齢臭漂わせる分際で何をか言わんやっつー話だ。ライバル視するのは注目度No.1の若手イケメン俳優ではなく、なんとなく響きが似てる名倉潤ぐらいに収めておこう。

それが、人として身の程をわきまえてるってことなんだと思う。



(了)


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