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年末のサイズ

年末のサイズ

年末は、なにかと大きくなりがちである。

サイズでいうと間違いなくLサイズだ。もしくはグランデ。

考えてもみてほしい。

年末の風物詩が大きくなくてどうするんだ。



『年末小掃除』



これでは一年間溜まった汚れを落としたくても心許ないじゃないか。

せっかく気合入れて半日がかりで掃除するつもりだったのに、こんな有様ではせいぜいデスクの上をちょっと片付けた程度で終了である。

もちろん、商売人にも大きく出てもらわないと困る。



『年末小売り出し』



何をちまちま売ってるんだ、このクソ忙しい時期に。

「お客様、お客様!こちらの商品が今ならなんと!当店ただいま年末小売り出し中でして、メーカー希望小売価格が小売出し価格になりますので、、、」ってそんなに大差ないに決まってるじゃないか。



『小晦日』



がっかりである。

一年最後の日が『小晦日』だなんて、おちおち年越そばも食えないし、紅白だってまともに見れたもんじゃない。


とまあ、いずれにしても年末というのは“大きくてなんぼ”なわけだが、かといって大きすぎるのもちょっとどうかと思う。



『年末ジャンボ宝くじ』



いや、気持ちはわからんでもない。

年の暮れに国民に夢を与えたいという想いが募ってのネーミングなのだろう。

だが、いくらなんでも「ジャンボ」ってのはやり過ぎだろ。

なにしろ「大」を通り越して「巨大」という意味である。

サイズでいうとLL。ベンティ。

せっかく『年末大掃除』『年末大売出し』『大晦日』といった年末の諸先輩方が「大(L)」で統一しているにも関わらず、後輩格の『宝くじ』だけが「ジャンボ(LL)」を名乗りだすと話が急にややこしくなる。

他の年末風物詩からは非難轟々だ。


+++


「つーか、なんでお前だけジャンボ名乗ってんの?」

「いや!なんか、その、ほんと申し訳ないっス!ハイ・・・」

「だいたい偽善者だろ、お前。夢だけ見させて金ふんだくって」

「いえ、そんなことないっス!当選者も毎年増やしてますし・・・」

「つーか、俺も今年から『ジャンボ晦日』って名乗ろっかなー」

「すいません!それだけはちょっと勘弁っス!すいません!」

「んだよ!なんでお前がアリで俺がナシなんだよ!?」

「ほら、あの、晦日兄さんは長い歴史があるっつーか、その・・・」

「歴史とかそんなの関係ねーんだよ!じゃあ、あれだ、あれ」

「とおっしゃいますと?」

「今年流行ったあれにするわ。メガ。『メガ晦日』、これでいこ」

「うーん、それもちょっと、いや、かなり無理があるかと・・・」

「あ!?なにお前、名前だけじゃなくて態度もジャンボなの!?」

「いえ、そういうわけじゃ・・・あ!こういうのはどうスかね?」

「んだよ!?」

「ほら、今年『大日本人』ていう映画あったじゃないスか?」

「おー、あったな。松本人志の」

「それで閃いたんスけど『大晦日』っつーのはどうスかね?」

「元に戻ってんじゃねーかよ!」

「いや、その、やっぱ晦日兄さんはセンスがあるっつーか、あの松本人志と同じセンスの持ち主だってことを世間に知らしめられるっつーか、ええ、とにかく、そういうことっス!」

「うーん・・・」

「いや、もう、いまどきジャンボなんてほら、せいぜい尾崎レベルですし、それに比べたらやっぱり『大晦日』が一番お似合いっス!ハイ!」

「『ジャイアント晦日』とか・・・」

「『大晦日』で!ぜひ!!」

「そっか・・・。じゃあ、今年も無難に『大晦日』でいっとくか・・・」

「いや、もう、ほんと『大晦日』ってことで存分に暴れちゃってください!大いに歌ったり、笑うの我慢して笑ったり、真剣に闘ったり、サバイバルしたり、ハッスルしちゃってください!」


+++


というわけで。

『大晦日』まであと2日。

『大元旦』まであと3日。



(了)





【注】
お気づきの方もいらっしゃると思うが、上記テキストは本日午前0時~3時まで企画ブログ『除夜のテキストラーイク祭り』で掲載されていたものと全く同じである。

別ブログに寄稿した記事を自ブログにも載せることは、キム兄っぽく言うと「考えられへん!」ことだが、小島よしおっぽく言うと「そんなの関係ねぇ!」ことでもあるし、平気な顔で掲載しているのは僕の「鈍感力」のなせる業であり、そのあまりの図々しさに「どんだけぇ~」と突っ込まれても致し方ないのだが、大晦日にくだらない奇跡を起こすためには「どげんかせんといかん」と思った結果が、この有様である。関係各位ごめんなさい。

だが、これでなんとか奇跡を起こせそうだ。

では、大晦日に。


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