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W杯を読む自由

W杯を読む自由


相変わらず、サッカーが沸いている。

先日、W杯出場決定一番乗りを果たしたA代表は、
ドイツでプレW杯として実施のコンフェデ杯に出場中。

U-20代表は、オランダで開催中のWユースで、
ついさきほど、予選突破を決めたばかりである。

ここまで書いて、当然の如く理解される方もいれば
意味不明な単語が出てきた、という方もいるだろう。
あえてこのような表記をしたのには、訳があるのだ。

W杯出場が決まった北朝鮮戦翌日のスポーツ新聞は、
この文字ばかりが踊っていた。


W杯


国民全員で喜びを共有しよう、と云わんばかりに、
特大のフォントで、誇らしげに紙面を埋めていた。

しかしながら。


昼飯を買おうと立ち寄った、コンビニエンスストア。

住所不定者と思しき初老の男性が、ふらふらと現れ、
馴れた手つきで備付のゴミ箱の中を確認していたが、
店頭の新聞ラックに目線を移したその直後、確かに
彼は、こう呟いたのだった。











「ダブルさかずき?」









居るのである。

ワールドカップ、と読めない者が未だに居るのだ。

しかし僕は、その発言に度肝を抜かれこそすれ、
笑う気には、決してなれなかった。

彼が正しく理解していないことが問題なのではなく、
次々と勝手に言葉を記号化してしまう現代社会こそ、
問題なのではないか。

コンビニエンスストアで僕が出会った彼にとって
W杯=ダブルさかずき、だった。
杯なのだ。酌み交わすのだ。盛大に。ダブルで。

それ以上でも、それ以下でも、決してないのである。

たとえ、W浅野が『ワールド浅野さん』でも。
たとえ、女性用下着の単位が『杯』でも。

なんの問題もないのだ。



アメリカのライス国務長官は、『米国米国務長官』。



訳が解からない。

さっぱり解からないが、現代においては、
このように記号化される可能性を否定できず、
その一方で、これを



こめぐにまい国務長官』



などと読み、
新潟県知事あたりと勘違いする輩が現れたとしても、
致し方ない世の中なのである。

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